火山小説「死都日本」シンポジウム
―破局噴火のリスクと日本社会―


最新情報:
2004.9.10 第2回シンポジウム開催決定!(2004年11月6-7日,宮崎市宮日会館ホールにて)
2003.12.18 「死都日本」と本シンポジウムのことが,JNNニュースバード(スカイパーフェクTV)の特集で取り上げられました.
10.30 シンポジウムの報告書が,月刊地球2003年11月号として海洋出版から刊行されました.
6.22 テレビ宮崎(インサイドM)でシンポジウムの内容が紹介されました.
6.2  朝日新聞西部本社版(ただし,九州,沖繩,山口のみ)にシンポジウムの記事が掲載されました.
5.25 シンポジウムに約400名,懇親会に約100名の出席者が集まり,熱い議論が交されました.ありがとうございました.
5.25 TBSのニュースで報道されました.
5.22 シンポジウムのポスター最終版が完成しました.和田電氣堂さんの作品です.高解像度版(bmpファイル)もあります.
5.22 プログラムに時間配分を入れました.
5.22 朝日新聞の「ひと」欄で作者の石黒さんが紹介されました.
5.21 講演要旨集(テキスト部分のみ)を公開しました.
5.19 アエラ(5月29日号)に本シンポジウム関連の記事が掲載されました.
5.19 毎日放送ラジオ(大阪地区のみ,AM1179kHz)午前10:30-12:30の「ごめんやす馬場章夫です」で本シンポジウムのことがとりあげられました.
5.14 シンポジウムは予定数満席となりました.多数のご応募ありがとうございました.
5.8 朝日新聞(夕刊)で本シンポジウムのことがとりあげられました.
5.7 読売新聞に告知記事が掲載されました(ただし,関西のみ).
5.2  NHKラジオ第1「NHKジャーナル」の22時半ころからのインタビューコーナーで,このシンポジウム関連の話題が扱われました.
5.1 懇親会の〆切を延長しました(末尾を参照).
4.27 シンポ終了後の懇親会の受付を開始しました.詳細は末尾を参照.

日時:2003年5月25日(日)10時〜17時
場所:講談社ホール(地下鉄有楽町線護国寺駅上)
主催:「K作戦」実行委員会*
共催日本火山の会
後援(予定)内閣府国土交通省日本火山学会日本災害情報学会

*メンバー(50音順):
青木 元(気象研究所),石黒 耀(「死都日本」著者),伊藤英之(砂防・地すべり技術センター),鎌田浩毅(京都大学),小山真人(静岡大学,世話人代表),渋谷和久(内閣府防災担当),中川和之(時事通信),西川浩史(講談社),早川由紀夫(群馬大学),林 信太郎(秋田大学),吉田真理夫(砂防・地すべり技術センター),および日本火山の会有志

シンポジウムの趣旨:
 昨年秋に講談社から出版された火山小説とも呼ぶべき「死都日本」(石黒 耀著)が,着実な売れ行きを示している.作品中には大規模カルデラ噴火(作品中で言うところの破局噴火)の様相が細部まで克明に描写され,現代社会へのインパクトの巨大さも見事に表現されており,よくある荒唐無稽なパニック映画・小説とは一線を画すものとなっている.
 本シンポジウムは,火山研究者だけでなく,火山噴火の危機管理や噴火リスクへの意識啓発に関心を寄せる他分野の専門家やジャーナリスト,火山に興味をもつ一般市民が一同に集まり,大規模噴火災害に関する研究・対策の現状を把握するとともに,「死都日本」のリアリティーや意義を語り合う.さらに,これまで専門家ですら真剣に考えることを躊躇してきた破局噴火のリスクを俎上に載せ,それをどう考えどう向き合うかについて意見交換することを目的とする.

プログラム:  司会・進行:伊藤和明(元NHK解説委員)・岡田 弘(北海道大学)
1000-1005 世話人あいさつ
1005-1050 第1部:「破局噴火」とは何か
 小山真人(静岡大学):火山学者からみた「死都日本」の意義と魅力
 荒牧重雄(東京大学名誉教授):カルデラ噴火の地学的意味
 宇井忠英(北海道大学):南九州の大規模火砕流の多様性

1050-1135 第2部:「破局噴火」の現場の今
 井村隆介(鹿児島大学):霧島火山の噴火史とハザードマップ
 鍵山恒臣(東京大学地震研究所):火山観測からみた霧島火山と加久藤カルデラ
 山岡耕春(名古屋大学):日向灘の大地震と九州地方の地震・火山活動の関連性

1135-1240 昼食

1240-1325 第3部:「破局噴火」がもたらすもの
 井上公夫(日本工営):大規模火砕流の後に何が起きるか―ピナツボ火山の事例から
 千葉達朗(アジア航測):スプリンターカリブはモルタル化した火砕流上を走るか
 成尾英仁(鹿児島県立武岡台高校):縄文の灰神楽−鬼界アカホヤ噴火と大地震

1325-1425 第4部:「破局噴火」のリスク管理
 高橋正樹(日本大学):大規模カルデラ噴火のリスクと予測可能性
 早川由紀夫(群馬大学):現代都市への破局噴火リスクの評価
 吉川肇子(慶応大学):低頻度大規模災害のリスクをどう伝えるか
 渋谷和久(内閣府防災担当):国はどう対応するか

1425-1440 休憩

1440-1700 第5部:パネルディスカッション「破局噴火と現代日本社会」
 コーディネーター:伊藤和明(元NHK解説委員)
 パネリスト:渋谷和久(内閣府防災担当),杉浦信男(国土交通省),山里 平(気象庁),中川和之(時事通信),林 信太郎(秋田大学),鎌田浩毅(京都大学)
 会場も含めた総合討論
 世話人あいさつ
 石黒 耀:シンポジウムへのコメント

終了後,都内で講師・パネリスト・作者を囲んだ懇親会

シンポジウム参加申し込み方法:
往復はがきに,
・住所
・氏名(はがき1枚につき1人)
・年齢
・職業
・電話番号
を記入の上,以下の宛先までご応募ください.当日までに参加確認書を返送いたします.参加費は無料です.なお,応募多数の場合は抽選とさせて頂きます.また,サイン会のみ参加希望の方は「サイン会のみ希望」と明記してください.
宛先: 〒112-8001 文京区音羽2-12-21 講談社 文芸第三 「死都日本シンポ」係
〆切:5月13日必着(受付終了しました.満席御礼)
問い合わせ先:k-sakusen-ticket@maechan.net
取材希望受付:k-sakusen-press@maechan.net
シンポに関する最新情報:http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/hakyokusympo.html

懇親会参加申し込み方法:
シンポジウム終了後,都内にて作者と講演者・パネリストを囲んだ懇親会を予定しています.数に限りがありますので,参加希望者は,以下の受付窓口に
・住所
・氏名
・年齢
・職業
を明記した電子メールによる事前申し込みをおこなってください.追って詳しい情報をお知らせします.
時間:18時30分から20時30分
場所:市ヶ谷(有楽町線沿線)
スタイル:立食
会費:5000円
参加希望受付窓口:k-sakusen-party@maechan.net
〆切:5月19日17時必着(延長しました)