2014年初夏発売！ 伊豆の風景を読み解く地質図 第５弾
著者／小山真人 発行所／伊豆新聞本社 発売元／静岡新聞社
絵画表現・製図／萩原佐知子（株式会社チューブグラフィックス） 印刷／ジャーナル印刷株式会社
協力 伊豆半島ジオパーク推進協議会、静岡県、静岡大学防災総合センター、早川由紀夫（群馬大学）、野村正弘（駿河台大学）
Copyright M.Koyama Printed in Japan
マップケース
表裏の地図面（変形Ａ２判）
標高差1000メートルの海と陸 From the“Submarine”Coast to the“Terrestrial”Highland
奥伊豆という言葉に決まった定義はない。ここでは、中伊豆の奥座敷・湯ヶ島温泉から、西天城高原を経て、西伊豆の黄金崎（こがねざき）付近にいたる大地を「奥伊豆」と呼ぼう。奥伊豆の海岸や谷底には海底火山の噴出物が累々と層をなす。しかし、険しい谷を登りつめた山頂には、天国のような高原が広がる。それは陸上火山がつくった優美な地形である。1000メートルの標高差の中に、伊豆半島を形づくった大地と人間の歴史が凝縮された場所、それが奥伊豆である。
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