●天応元年(781)噴火

 朝廷によって8世紀後半に編纂された『続日本紀(しょくにほんぎ)』に「(天応元年)秋七月(中略)癸亥,駿河國言,富士山下雨灰,灰之所及木葉彫萎」とある.富士山が噴火して降灰があったことが,天応元年七月六日(781年7月31日)に駿河国によって報告されている.しかし,それ以上の具体的記述はなく,噴火の規模・様相は不明である.


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