☆明治28年(1895)噴気増す?

 1895年(明治28)8月22日の時事新報によれば,富士山頂火口縁の東部にある十二岳(前出の「荒巻」の南にある成就ヶ岳のことか?)の噴気が最近激しくなったという.付近の石は焼けて,手を触れられないほどであったらしい.以上は登山者からの伝聞とされており,新聞記者や気象官庁の報告ではないため,真偽のほどは不明である.


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